【更新】ソラマメの栽培

陵西一寸蚕豆という固定種を育てています。

通常は11月頃に種まきをします。畑に直播もできますが、どの種が発芽するか分からないので、ポットで育苗しました。早いものは1週間ほどで芽が出てきます。

ソラマメは深い根を張るので、ポットから外すと、ポットの下の方で渦を巻いています。

この直根を2/3ほど切ると、地中の側根が発達し、地上の芽の数が増えて収量が増えるということで、定植前に根を切る作業を行います。

根切り前のソラマメ
根切り後のソラマメ

ひと手間増えますが、農薬も肥料も使わず(緑肥を育てるために投入した発酵牛ふん堆肥は畝に入っています)育てますので、収量が増えるという技術はなんでも取り入れます。

タマネギと混植したソラマメ

ソラマメは実を食しますので、バイオダイナミック農法でいうところの果菜の日に定植します。月の下降期だとなおよいですが、ソラマメの成長度合いや他の作業との兼ね合いもあるので、100%遵守することはなかなか難しいです。

1月、2月と雪が降り積りましたが、凍結することも枯れることもなく、元気に3月を迎えました。

11月初旬に植えた方は、芽の数も増えて背丈も高くなってきました。12月初旬に植えた方は、ほとんど生長していませんが、これから大きくなってくれることを期待します。

11月初旬に定植したソラマメ
12月初旬に定植したソラマメ

4月になって暖かくなると、周りの草とともにソラマメも成長し、花が咲き始めました。

5月になると、草丈80㎝くらいになるものも出てきて、さやが付き始めました。

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