仏教コードからの警告

「仏教コード」は、怪談和尚として知られている三木大雲さんの新著です。

三木大雲, お経から読み解く未来予言 仏教コード, Gakken, 2024

コードとは、分かる人には分かる暗号のような意味ですから、本著では、お経で予言されている内容を三木さんが分かりやすく解説してくれています。

ついつい将来何が起こるのかを知りたくなってしまうので、未来予測系の書籍を見つけると購入ボタンを押してしまいます。

三木さんは、お経(法華経)にはこれから起こりうる未来が書き記されているといいます。本の詳しい中身に関しては買って読んでいただくとして、ここでは、お経に書かれている、起こるかもしれない災難について備忘録を残します。

三災七難

三災

  • 穀貴:五穀の値段が異常に高騰する
  • 兵革:戦争が起こる
  • 疫病:伝染病、流行病が蔓延する

昨年は、スーパーの棚からお米が消え、値段も上がりました。戦争は、ロシア・ウクライナ危機、中東、台湾有事などネタが尽きません。伝染病に関しては、新型コロナウイルスをはじめインフルエンザ、最近ではヒトメタニューモウイルスなんてものも流行り始めました。

七難

  • 人衆疾疫難(じんしゅうしつえきなん):伝染病が流行し、多くの人が命を落とす
  • 他国進逼難(たこくしんぴつなん):侵略戦争に巻き込まれる
  • 自界叛逆難(じかいほんぎゃくなん):自分の国で反逆やテロが起こる
  • 星宿変怪難(せいしゅくへんげなん):星の位置や運行に異変が起こる
  • 日月薄蝕難(にちがつはくしょくなん):太陽と月の光が弱まる
  • 非時風雨難(ひじふううなん):台風や豪雨が時期を問わずに起こる
  • 過時不雨難(かじふううなん):雨が降らない天候不順が起こる

既に起きたものやまだ起こっていないものがありますが、農家にとっては、太陽や月など天体の影響や天候に関する記述が気になるところです。

竜王町でも去年は黒豆の収穫量が異様に少なかったらしく、通常時の1/10程度だったそうです。マメは花がつくときに水が切れると実がならないと聞いたことがありますが、水不足が原因だったのでしょうか?9月を過ぎても暑かったですからね…。

「災」も「難」も、どちらも嫌なことを思い浮かべますが、三木さん曰く、違いがあります。「災」とは、自然界の法則によって起きるものであり、人間の力ではどうしようもないこと、「難」は、人間の力で止めることができるものです。

「大難を小難に、小難を無難に」という言葉がある通り、人間の気づきや意識、心がけによって、もしかすると七難は避けられるかもしれません。

八百年周期説

八百年周期説とは、人類の文明や文化が約800年のサイクルで変化しているという仮説です。つまり、約800年前に起きたことが、現代で起きる可能性があるということです。

とはいえ、800年で急激に変化するわけではなく、クロソイド曲線のように何年かかけてじわじわと変化するので、20年くらいは誤差の範囲とのことです(ナンジャソラ…)。

以下、今から約800年前に起きた出来事とその年代を列記してみます。

空が赤く染まる(赤いオーロラ発生):1204年、2002年(+798年後)

その9年後大地震発生:1213年、2011年(東日本大震災と一致)

その14年後大地震発生:1227年、2025年?

その3年後食糧難発生:1230年、2028年?

今から約800年前の鎌倉時代では、初夏に雪が降り食糧難となりました。冷害どころの騒ぎではなかったでしょう。ということで、現代でも初夏に雪が降り始めれば、いよいよその時が来るかもしれません。

寒冷化といえば、以前に以下の記事を見たことがありました。

早ければ2025年、大西洋の海洋循環が崩壊。地球の気候に大波乱を引き起こす恐れ

海水は、水温や塩分濃度の変化で軽くなったり重くなったりして地球をぐるぐると循環しています。

ヨーロッパが高緯度でも比較的暖かいのは、アフリカの喜望峰を通りメキシコ湾で温められた海水がヨーロッパ方面に流れているからですが、こういった海流が止まるかもしれないと警告している科学者がいます。

海の循環が止まると気候は大変動するらしく、ヨーロッパは人が住める地域ではなくなるかもしれません…。脱炭素とか言っている場合ではないですね。

この研究結果に懐疑的な科学者もいるので本当に起きるかどうかは分からないですが、可能性はあるかも!?と頭の片隅に置いておく方がよいかもしれません。

最後に

春と秋が短くなってきていると肌感覚で感じている人も多いのではないでしょうか?

植物の生育適温は、15~25℃くらいの品種が多いかと思います。白菜やレタス、キャベツなどもそうなので、育て方の本を見ると、8月下旬に種まきをして秋冬収穫という流れですが、残暑が続くとうまく育ちません。今年は収穫量が少なかったからなのか、現にこれらの野菜は高騰しているといいます。

今後、これまでの栽培の常識が通用しなくなってくる可能性がありますので、今のうちに対応策を考えておかなければなりません。冷暖房のついたハウスを建てるなどの大型設備投資をするか、種まきの時期をずらすか、作物がその土地に適応するように固定種を栽培して種取りまでしっかり行うか、などが考えられます。

合わせて、食糧難が来た時のための備えを各家庭で行う必要もあるでしょう。備蓄量を増やす、自宅のスペースで作物を育てる、農家や漁師と知り合いになっておく、などが考えられます。

私の方でも、これから収穫した野菜や果物の保存食を作ってみようと考えています。

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