土作り:発酵牛ふんたい肥の投入

たい肥は、1a(100m2)あたり2~300kg必要と言われています。今回たい肥を投入する面積は約3,000m2なので、6~9tほど必要になります。そこで、澤井牧場さんから発酵牛ふんたい肥をいただくことにしました。取りに行く分には無料でいただくことができます。
たい肥の効果や使い方に関する記事はこちら。
運搬
2tダンプトラックを滋賀建機さんから2日間レンタルしました。澤井牧場さんと畑の往復を2日間で合計9回行い、18m2(≒7t)分の発酵牛ふんたい肥を運搬することができました。


基本的に発酵が終わった牛ふんたい肥は水気もなくサラサラしており、臭いもないのですが、一部発酵途中のたい肥があったようで、それが臭いの苦情となって現れてしまいました…。畑と民家が近いので、周辺の皆様には大変なご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ございません。
運んでしまったものはここで使うしかないのですが、今後は計画を改めなければなりません。
民家が遠い畑ではこの方法で問題ないかもしれませんが、近い場合は、ペレット化されたたい肥を使うなどの工夫が必要だと痛感しました。
小運搬
たい肥を撒く機械には自走式マニアスプレッダがあり、それを使うほうが作業は圧倒的に楽なのですが、周辺の家屋に粉塵が飛散することが問題視されましたので、今回はキャリアダンプ600㎏級を使って農地内に小運搬する計画を実行しました。
キャリアダンプ1台分のたい肥量が約50m2分に相当するという計算結果になりましたので、1台を3山に分け、200山ほど作りました。
しかし、たい肥を積み込む作業でかなり粉塵が出てしまいました…。
これでは洗濯物が干せない…!再び、近隣住民の皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまいました…。本当に申し訳ございません。やはり、ペレット化されたものを使うほかないようです…。



敷き均し
小分けした山を周辺に広げる作業は、スコップとレーキを用いて人力で行いました。なるべく粉塵が飛ばないように、低姿勢でスコップを扱うなどの注意を払いながら、なんとか敷き均し作業を終えることができました。
ビニールハウスを建てるところや通路になる部分はたい肥を敷き均しておりません。上空から撮影すると、こんな感じです。
ちょっとムラがあるようにも見えますが、上出来でしょう…!


これでやっと緑肥をまく工程に移ることができます。次週は、将来通路となるところを明確にして、緑肥を散布していきます。

