土作り:排水処理編2
中古バックホウが来たので、この機械を使って農地の外周にぐるりと側溝を掘っていきます。
しかし、コマツ教習所でたった一日乗り方の講習を受けただけなので、なかなかレバー操作が上手くいきません…。掘りたいところにバケットの爪を合わせることができず、掘ろうとしたら旋回するし…。
四苦八苦しているうちに、なんとかそれっぽく操縦できるようになってきました。

この機械をユンボと呼ぶ人もいますが、ユンボもバックホウも同じ機械を指します。より正しくは、油圧ショベルでしょうか。
ちなみに、本機体を操縦するためには、小型車両系建設機械(整地等3t未満)運転の特別教育を修了しなければなりません。座学1日、実技1日で二日間の講習を受ける必要があります。私は前職の有給休暇消化中に、コマツ教習所近畿センタで受講しました。機体重量3t以上の大型バックホウを操縦するためには、また別の技能講習を受けなければなりません。
実技で習ったことを回想しているうちに、操作もだいぶ慣れてきました。履帯(キャタピラ)式の足回りなので、耕うん機では進入できなかったところでも作業ができました。

ところが…。
見事にぬかるみにはまってしまいました…。キャタピラが完全に土中に埋まってしまったので、30㎝ははまってしまったと思います…(とても慌てていたので写真は撮っておりません)。前進も後進もできず、ただその場でキャタピラが空しくくるくる回るのみ…。
納入初日からテクノラボさんに助けを求めようと思いましたが、機械の足元をバケットで掘ってみたら、なんとか抜け出すことができました!(よかった…)
その後は無理をしないように、側溝掘削の作業を継続しました。
ところが…。
数時間後、また別のところでぬかるみにはまってしまいました…。前回のように足元を掘っても抜け出せず…(とても慌てていたので写真は撮っておりません)。今度こそテクノラボさんに助けを求めようと思いましたが、バケットを遠くのぬかるみに突き刺して、引き寄せる力と同時に前進したら、なんとか抜け出すことができました!(よかった…)
途中エンストして機械が動かなくなり、2回ほどテクノラボさんに助けていただきましたが、なんとか4日間で鏡2926、2929の外周側溝を掘ることができました。


次週は、土作りに不可欠なたい肥を農地に投入していきます。

