【更新】ジャガイモの栽培

芽出し

3月15~18日が根菜の日で定植に適している時期なので、その頃にジャガイモの種イモを植えていきます。

今年の春ジャガイモは、デジマ、アンデス赤、メークインの3種類をそれぞれ5㎏ずつ調達しました。

(㎏あたり、1,400円くらいしたのですが…ちょっと高くない!?)

このうち、デジマとアンデス赤は休眠時間が短い品種なので、春と秋に2度作ることができます。うまくいけば、秋ジャガイモの種イモは購入しなくて済みます。

デジマは、形はダンシャクに似ますが、煮崩れしないので、おでんに向いており、アンデス赤は、赤皮で中身はやや黄色、ダンシャクのようにホクホクして甘味があるそうです(川口由一、誰でも簡単にできる!川口由一の自然農教室、宝島社、2013年)。

まずは芽出しの準備作業を始めました。軽い日光を浴びせるといいそうです。

芽が出てきたら、大きいものは小さくカットし、切り口を乾かして、畑に定植していきます。

定植

定植の1週間ほど前に、種芋を切り分けました。植え付ける種芋は40~60g(購入した種芋1つを半分に切る)が一般的な重さのようですが、植え付けの数を増やすためにもう少し細かく切り分けました。吉と出るか凶と出るか…。

1週間も経てば、切り口表面がコルク化してきました。

本には、切り口表面に灰やジャガイモシリカをつけることが推奨されていますが、今回は何もせず、そのまま植え付けてみます。

浅めに取り付けた耕運機の培土器で畑に溝を掘り、種芋を約30㎝間隔で置いていきます。

2列の溝を掘り、左側は芽を上に、右側は芽を下にして置いていきました。

芽を下にする逆さ植えをすると、強い芽だけが地上に出てくるので、芽かきの手間が減り、収量も増えると聞きます。果たしてどうなるか…?

種芋を置き終えたら、培土器で土を被せていきます。鍬で表面を整えれば、それっぽい畝が出来上がりました。

写真ではわかりませんが、奥の方の日当たりと排水性が悪いところは、ドロドロです…。こんなところでジャガイモが育つのか?という気も…。

また、全体的に排水性があまり良くないので、本当は30㎝くらいの高い畝を作りたいところです。ただ、耕運機だとこの高さが限界。やはり、最初の畝づくりでは小型のトラクターが必要かもしれません。

ジャガイモは、芽の成長に合わせて土寄せをしていかなければなりませんが、粘土質の土を人力で土寄せ出来るのか?前途多難です。

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