畔切り
今年は、こちらの大小2枚の田んぼでうるち米ともち米を栽培させていただきます。合計3反(3,000m2)弱ほどの面積です。

本当は雑草抑制や生態系保護のために冬期湛水(冬水田んぼ)しておきたかったのですが、時間とタイミングがなくてできませんでした。今年の秋はチャレンジしようと思います。
さて、畔はモグラの穴がところどころ開いており、今水を流しても漏れてしまいます。


そこで、畔の側面と上部に泥を塗りつけていく、「畔塗り」という作業が必要になります。ちなみに、畔は、「あぜ」とか「くろ」とか読みます。あぜぬり?くろぬり?どっちの呼び方もあるようです。
トラクターの後ろにつける専用のアタッチメントがありますが、そんなものを買う余裕はないので、全て人力で行います。約150m、3日くらいで終わるでしょうか…?
まずは、その泥を作るために、畔を一部切りながら、溝を掘っていきます。
いきなり掘ると、枯れた稲や雑草が絡みつきそうなので、除草を兼ねてまずは耕運機で耕します。

次に、アタッチメントを畔切り用に付け替えて、畔を切っていきます。このアタッチメントでも53,000円ほどします。
中程度の速度で、できるだけ丁寧にゆっくり掘っていこうと思います。
動画だと分かりづらいですが、左側の後ろに台形の整形版がついています。

やや左に傾きながら掘り進めていくので、耕運機の重みでちょうど畔を押さえつけることができます。
仕上がり面を見ても、まあまあいい感じかなと。
もぐらの穴もなくなりました。


丁寧に掘ったつもりでしたが、ちょっと波打ってしまいました…。


3/15,16の土日は雨予報なので、水が溜まってくれることを期待しつつ、来週に畔塗りをしていく予定です。


