ビニールハウス組み立て①

トマトやナスなどの育苗は2月中旬から始まるので、それまでに育苗用のハウスを準備する必要があります。
南栄工業さんの農業用ハウスOH-5720(幅5.7m×長さ20m×高さ3.1m)を456,000円で購入しました。通常10年で減価償却するみたいですが、即時償却してもいいのかな…?
まあその話は置いておいて、まずは、ハウスを組み立てる場所の整地をします。
レーザー墨出し器で地盤の高さを確認してみましたが、昨年稲作が行われていたところなので、おおむね水平でした。
というわけで、耕うん機で除草だけ行いました。

支柱を建てる前に、プール育苗するエリアだけ、バックホウの排土板で5㎝程度表土を少し鋤き取ります。


あかん、ガタガタや…。
技能が無さ過ぎて、高さが均一に仕上がりませんでした…。砂だともう少しきれいに仕上げられた気がしますが、粘土は難しいですね…。
多少の不陸はあとで調整できると思うので、さっそく支柱の設置に取りかかります。
まずは4隅の位置を決めて穴堀り器で45㎝の穴を掘り、2mの支柱を建てます。その後、50㎝間隔で支柱を差し込んでいきます。
思っていたよりも穴を掘るのが結構な重労働でした。20m分なので、合計82か所分、いい筋トレになりました。


説明書に記載の通り、水糸を張って、支柱の通りと深さを揃えています。



まあまあの出来ですね。
次は、建てた支柱にアーチパイプを挿し込んで、左右を繋いでいきます。
と説明書に書いてあるけど、3段の脚立やと全然届かんやないか…。どうしよう…。
とりあえずロープで引っ張ってみたら、ギリギリ脚立で届く高さになりました。
お金をケチらずに6段の脚立を買えばよかったと後悔、先に立たず…。


途中からは、前に建てたアーチパイプに引っ掛けることでいちいちロープで引っ張らないで済むことに気づき、作業の効率が上がりました。
天端の横通しパイプ(20m)を繋ぐと、骨組みの剛性も上がりました。
この横通しパイプを3.1mの高さに設置するのも、一人で行うには地味に大変な作業です。バックホウで途中の部分を持ち上げて、なんとか設置できました。

アーチパイプと横通しパイプの接続は、端部は左写真のような金具、途中は右写真のような金具を使います。


無事、5本の横通しパイプをつなげることができました。




